ハードディスク容量と二次記録装置の選択
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●音声圧縮形式の考慮
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NiceLogシステムではハードディスクおよび二次記録メディア内により長時間の記録音声を格納するために、音声を圧縮保存しています。記録通話の音声品質はどの音声圧縮方式を選択するかということで決まるのですが、これは保管できる記録通話の総時間と密接に関係してきます。
【NiceLogシステムで提供している音声圧縮方式】
| 圧縮方式 |
レート
| 品質 |
記録総時間比など |
| 無圧縮(PCM) |
64kbps |
有線電話(ISDN)相当 |
ADPCM16の約1/4。
音楽録音にも対応できる品質。 |
| ADPCM32 |
32kbps |
PHS相当 |
ADPCM16の約半分。
よりクリアな音声で記録したい場合。 |
| ADPCM16 |
16kbps |
(Nice標準) |
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| ACA8 |
8kbps |
携帯電話相当 |
(オプション)ADPCM16の約2倍。
長時間の記録通話を保管できます。 |
| ACA5.6 |
5.6kbps |
携帯電話(ハーフレート)相当 |
(オプション)ADPCM16の約2.8倍。
より長時間の記録通話を保管できます。 |
NiceLogシステムではADPCM16(16kbps)を標準圧縮形式としています。これは携帯電話とPHSの中間程度の音声品質で、有線通話では十分クリアに記録できるのものです。コールセンター、ディーリングなどの業務ではこの方式でお使いいただけます。
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●どの程度の期間の記録通話をハードディスクに残しておくか
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NiceLogシステムではハードディスクの容量を「チャネル時間」という単位で表します。
これは「チャネル数×総通話時間」で計算されるもので、これによりNiceLogシステムに何日間分の記録通話が保管できるのかが算出できます。
【算出例】
| 条件 |
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| ・エージェント(オペレータ)は100人(100チャネル)。
・一日に平均5分の通話が12回程度ある。
・NiceLogシステムのハードディスク容量は4000チャネル時間。
・音声圧縮方式はNiceLogシステム標準のADPCM16。 |
| 一日の使用容量 |
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| 100(チャネル) × 5(分) × 12(回) = 100チャネル時間
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【結果】
この例では、4000(チャネル時間) ÷ 100(一日の消費分) = 40で、約40日間の記録通話をハードディスクに保管できることになります。
営業日がひと月26日間であれば、1ヶ月半程度の保管期間です。3ヶ月間保管したい場合は8000チャネル時間のハードディスクを導入するということになります。
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| ●二次記録装置は必要か |
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NiceLogシステムの運用が進んでいくとハードディスクの空き容量がだんだん減少してきます。この状態になると、NiceLogシステムでは日付の古い記録通話を消去して空き容量を確保し、そこに新たな記録通話を保管するという動作をおこないます。
ハードディスク上から消去された記録通話を復活させることはできませんので、記録通話を長期間保管したいというときは、二次記録装置(オプション)の導入をお勧めします。
二次記録装置があるNiceLogシステムは、自動的に日付の古い記録通話を二次記録装置へ書き込みます。二次記録装置は交換式のメディアですので、容量一杯になったら、新しいメディアに交換することによって古い記録通話も長期間保管できるわけです。
また、二次記録装置はハードディスク障害発生に備えたバックアップとしても非常に有効です。
NiceLogシステムで提供している二次記録装置には次のものがあります。
なお、二次記録装置の選択には、利便性、信頼性、メディアの入手製、保管(書き換え回数の考慮)など、様々な面からの考慮が必要です。
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| メディア |
容量 |
備考 |
| DVD-RAM |
9.4GB (1200チャネル時間) |
・テープデバイスに比べ読み書きが速い。
・再利用に有利(書き換え回数10万回) |
DDS-2 |
4GB (500チャネル時間) |
・メディア単価が安い。
・メディアについては下位互換あり(DDS-3ドライブではDDS-3/2のテープが、DDS-4ドライブではDDS-4/3/2テープが利用可能)。 |
DDS-3 |
12GB (1500チャネル時間) |
| DDS-4 |
20GB (2400チャネル時間) |
| AIT-I |
25GB (3000チャネル時間)
35GB (4200チャネル時間) |
・ドライブの連続使用耐性が高い
・メディアの値段がそんなに安くない。 |
| AIT-II |
36GB (4320チャネル時間)
50GB (6000チャネル時間) |
<補足>
二次記録メディアに保管された記録通話を再生するのは、その記録通話が書き込まれたメディアを装着してから再生操作をおこなう必要がある等、ハードディスクからの再生に比べ手間がかかります。もし、コールセンターで新人オペレータを教育するなどの目的で通話記録装置を導入する場合、いちいち手間のかかる再生操作をおこなうのは非常に不便です。
二次記録装置導入は、再生に手間のかからないだけのハードディスク容量を搭載するということと併せてご検討ください。
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| ●記録装置障害への対応(オプション) |
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| 基本構成ではシングル構成のハードディスクが2台搭載されます。
この構成ではハードディスク障害が発生した時に、大事な記録通話が消失することも考えられます。
以下は、記録装置障害に備えるためのソリューションです。
■ハードディスクの障害に備える
NiceLog本体には複数台(最大4台)のハードディスクを装着できますので、RDID-1(ミラーリング)あるいはRAID-5(冗長構成)の構築が可能です。
【オプション内容】
・RAIDデバイス(5インチ相当のボックス式装置)
・所要分のハードディスク |